ご訪問ありがとうございます。
数秘LIFE®研究家のかずみです。
今回は架空のヤングケアラーさん
「女子中学生ももこちゃん」への
数秘の読み解きを活かした応援ストーリーをお届けします。
登場人物と同じ数字をお持ちのヤングケアラーさんへ
この記事を読んでいただいて何かヒントになったり
はりつめた気持ちが少しでも軽くなることを
心から願っています。
それではご覧ください。
❀女子中学生ももこちゃんのご紹介❀
ももこちゃんは中学3年生。
家族は
お母さんと5歳下の弟(小学4年生)の3人暮らし。
ももこちゃんが中学1年生の頃から
お母さんは心の病気で寝込みがちになり
お母さんの代わりに家事をして
病院にも付添いで行っています。
学校が終われば
友達とおしゃべりをすることもなく
すぐに帰宅。
お母さんに声をかけて体調を確認して
夕食の準備を始めます。
夕食が終われば
お母さんにお薬を飲んでもらったり
順番にお風呂や後片付けや洗濯・・・
ももこちゃんが弟くんの宿題を
教えることもあります。
❀ももこちゃんの悩み「受験勉強」「自分の居場所」❀
こんな毎日のももこちゃんも
中学3年生になり悩みは「高校受験」
経済的理由で
公立高校専願の予定ですが
塾には通っていません。
家では
落ち着いて勉強したくてもできない・・・
たまには友達と
いっぱい喋って大笑いしたいけど
お母さんが待っているから
走って家に帰るのです。
「学校で友達と喋ることしないから
いつか仲間はずれにならないかな」
「家では落ち着いて
宿題や受験勉強ができない」
「私の居場所はどこにもないの?」
「でも私には
やらないといけないことがあるから
我慢するしかない」
こんなふうに
気持ちを抑えていくようになり
ももこちゃんの表情にもかげりがみえてきました。
そんなももこちゃんのマイナンバーはこちらです。
❀ももこちゃんのマイナンバー❀
【才能数 6】
面倒見が良く他人に何かを与えたり
分け与えたりすることが好き。
美的センスに優れ
情に厚く涙もろい一面もあります。
【本質数 8】
パワフルで統率力があります。
逆境であればあるほど
より強いパワーを発揮していくでしょう
【探求数 3】
「人生の歓びと感動を楽しむ!」が
テーマで「笑っている自分が楽しい」
という気持ちになるのがポイントです。
❀授業中に「おなかが痛い」❀
ももこちゃんは
ある日の授業中に
おなかがキリキリと痛くなってきました。
授業を中断させてはいけないと思い
何とか休み時間まで我慢して
ももこちゃんは保健室の扉を開けました。
保健室の白井先生は
おなかを押さえているももこちゃんに
「大丈夫?横になりましょうか」と
声をかけてくれました。
「おへそより上が痛いなら
胃の具合が悪いのかな?」
優しく身体のことを聞いてくれる
白井先生に対してももこちゃんは
心の氷が溶けていくような感覚になり
涙がぽろぽろ溢れてきたのです。
「今なら誰もいないから
先生に思っていること話していいよ」
お母さんは薬をちゃんと飲まないと
気持ちが沈んでしまうから
弟に心配をかけたくない。
私が話し相手にもならないといけない。
家のことで宿題や受験勉強ができない。
学校が終わったらすぐに帰るから
友達から仲間はずれにされないか不安。
でも弟もいるから私がやらないといけない。
お母さんの看病や家事をするのは私しかいない。
毎日がしんどくなってきていることを話しました。
白井先生はももこちゃんの頭を撫でながら
「毎日頑張って偉いね。」
「ひとりで悩んでいたから
胃が痛くなったかも知れないね。
受験勉強のことは
担任の紫野先生に相談しましょう。」
ももこちゃんは初めて悩みを話せたことで
心が軽くなった自分を感じていました。
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誰よりもお母さんや弟さんのことを考えている
ももこちゃんの優しさは才能数【6】の表れ。
責任感も強く本質数【8】の頑張り屋さんの
一面も手伝って精神的に無理をしすぎていたせいで
ストレスがたまっていたのかも知れません。
我慢しすぎると身体に影響が出てくるので
話を聞いてくれる方が近くにおられるといいですね。
そして時には心から楽しいと思えることを
やってみましょう。
(かずみより)
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❀推し活やってみた❀
実はももこちゃんはある声優さんのファンで
友達のみどりちゃんと推し活話をするのが
唯一の楽しみですが
最近はそれさえ敬遠していたのです。
走って帰ろうとするももこちゃんを
みどりちゃんが呼び止めます。
「ももこちゃんの好きな声優さんの
イベントがあるけど一緒に行かない?」
「えっ?」と答えるももこちゃんに
久しぶりの笑顔。
「でも・・・」一瞬にして笑顔は消えます。
「お母さんの薬のことや家のことがあるから
やっぱり無理・・・」
「やっぱりダメ?・・・」
「ももこちゃん いいこと考えた!」
「ももこちゃんが行けないなら
代わりにももこちゃんが作ったうちわに
行ってもらおう!私が持って行く!」
「私はみどりだから緑色
ももこちゃんはピンク色でうちわ作ろうね!」
100円ショップで材料を買って
家事の隙間時間にカラー画用紙を切り貼りして
ささやかな推し活を楽しむももこちゃん。
「ずっと大好き」「指ハートして」「きゅんして」
そんな言葉のうちわを作りながら
イベントでうちわを持つ光景を想像して
鼻歌も出てきました。
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みどりちゃんのおかげで
プチ推し活を楽しむことができて
探求数【3】を持つ
ももこちゃんらしさが出てきました。
【3】は創り出すことが得意で
そんな自分が好き。
あなたの好きなコトは何ですか?
生きづらさを感じ始めると
気持ちがマイナス面ばかりをみてしまうけど
そんな時こそ
自分の好きなコトを思い出してください。
そしてできる範囲でやってみましょう。
「自分の居場所」って
必ずしも場所にこだわらなくてもOK。
「電車の中で好きな本を読んでいるその時間」も
「自分の居場所」といってもいいと思います。
「自分の居場所」は
「自分の好きなコト」から生まれるような気がします。
(かずみより)
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❀先生の共感が嬉しかった❀
保健室の白井先生が
ももこちゃんの担任の紫野先生に
話を繋いでくださり
紫野先生との面談が始まりました。
「お母さんの具合が
悪いのは知っていたけど
そんなお母さんの姿を見る
弟さんのことまで
心配していたとはしんどかったね。
まだ中三なのに
そこまで気遣いできることに
先生は驚いたよ・・
・毎日よく頑張っているね」
「高校受験するのに
塾にも行かず家で勉強する時間がないのは
かなり厳しい。
でも何らかの方法があるかも知れない。
たとえば朝早めに学校へ来て自習をする。
教室が使えなかったら
職員室の隅っこで勉強するとか・・・」
【えっ?職員室はちょっと・・・💦】
(↑ももこちゃんの心の声)
「最近、大学生がボランティアで
勉強を教えているという情報もある。
もし家のことの都合がついたら
そこで勉強するのもいいかも知れないね。」
「家事の負担を減らすために
ヘルパーさんに来てもらうのはどう?
相談できる所があるか先生が調べてみよう」
ももこちゃんは
「ヘルパーさんが来てくれたら嬉しい!」
思わず声が出ました。
先生が親身になって
話を聞いてくれることが本当に嬉しくて
「もっと早く相談すればよかった」と
ももこちゃんは心の底から感じていました。
受験勉強という大きな壁を
諦めの表情で眺めていたももこちゃんは
「この壁を越えられるかも知れない」と
徐々にやる気が出てきました。
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才能数【6】の優しい気持ちが
自分の全てを押さえ込んでいましたが
担任の紫野先生が共感してくださったことが
ももこちゃんの本質数【8】の
スイッチを入れてくれたようですね。
もしかしたら
ももこちゃんは
自分にパワフルなスイッチがあること
気付いていなかったかも知れません。
自分の本質数が表わす「力強さ」を
持っていることを知ることにより
問題解決の方法も違ってきたり
日々の過ごし方にも変化が訪れそうです。
「ももこちゃん
受験勉強に負けないで!
大きな壁の向こうには素敵な夢がある♡」
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毎日を精一杯頑張っているももこちゃん。
左手に「生きづらさ」があっても
右手には「自分の好きなコト」がある。
今は両方あるのが自分だけど
そんな自分をしっかり見つめて
自分を推してあげましょう。
そして1日1回は自分に「はなまる💮」を書いてあげてくださいね。
授業中にノートの端っこに小さく書くのもよし
ノート1ページに大きく書くのもよし(推奨)
レシートの裏に書くにもよし
どうぞ自分を褒めてあげてください。
「自分推し活」からの「愛すべき推し活」を楽しみましょう。
自分を推すために数秘の読み解きがお役にたてれば幸せです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
よろしければふらっと寄り道
ここをヤングケアラーのあなたの居場所にしてもらっても大丈夫です。
私はここにいます。
かずみより
ももこちゃんは6,8,3だけど、あなたは何番?
自分のマイナンバーを知れば、心がちょっと軽くなります☺️
よかったらぜひ調べてみてください。
この記事を書いた人
数秘LIFE®︎研究家 かずみ
研究テーマ:「数秘×ヤングケアラー」大変な日常を少しでも生きやすくするために数秘の読み解きを活かす。
目標:数秘から【自分を知る】【人間関係の悩みを軽減】【自分の好きなことを見つける】のヒントを届け、夢や希望を持ち未来ある若い方に輝いてもらうきっかけになること。