2024年も早いもので6月になりました。
思い出すイメージは
梅雨 あじさい
ジューンブライド
数秘LIFEⓇ研究家のかずみです。
今回のブログは
私の結婚について書きたいと思います。
私が23歳の頃
父は腎臓癌で亡くなりました。
しばらくして高校の時の部活の1つ上の先輩から
「知り合いだけでバレーの練習しているサークルがあって
その飲み会があるから気晴らしに来ないか?」と
お誘いがありました。
私はお言葉に甘えて参加しました。
7月のある日
夫となる人に初めて会いました。
みんなで楽しく飲んで唄っているうちに
盛り上がってきたところで彼はマイクを持って
スナックの店内を動き回り
サザン·オールスターズの「勝手にシンドバッド」を
唄い始めたのです。
「何と面白くてノリのいい人なんだ」
初対面で意気投合。
10歳年上ですがそこから仲良くなるスピードは早かったです。
初対面から1~2ヶ月で「結婚」という言葉が出てきました。
話は急速に進んでいき
彼の弟さんの結婚が翌年1月に決まっていたので
その後に…と思っていたら義母の
「やっぱり先に長男を結婚させたい」と
いう意見が勃発。
そして結局11月に結婚式をしてしまったのです。
私は彼に会うまでは
「結婚なんてしなくていい」と思っていたので
「これを逃したらもう結婚しないかも」と思った
天国の父からの策力だったのか…
今から思えばあの段取りの進むスピードは
マリッジブルーに浸る隙もなく
ジェットコースターそのものでした。
✿2人のマイナンバー✿
実は夫は病気で他界しております。
病気発症の頃はまだ数秘のことは全く知らず
夫のマイナンバーを調べたのも
昨年子供や孫の数字を調べていて
ふと計算すると
夫は【3】【11】【3】(9月21日生まれ)
私が【5】【11】【11】(6月5日生まれ)
本質数が同じ【11】で驚きました。
私の探究数も夫の本質数と同じ【11】
今から思えば私の方が直観力を活かして
先に動いていたような気がします。
✿人生が激しく動く✿
夫が62歳の時
脳出血で倒れ緊急入院。
後遺症のため右半身麻痺で
身体障害者となりましたが
約5ヶ月間の入院生活の後
近所のバリアフリーの部屋で
一人暮らしができるぐらいに回復。
介護サービスを受けながら
自宅療養をしていました。
✿長男の結婚が決まる✿
披露宴の進行の話が進む中
「僕のお色直しの退場の時
おじいちゃんとお父さんと一緒に退場したい」
長男からの提案で
夫はそれまで4点杖だったのを
1本杖にすると宣言。
懸命にリハビリに励む日々。
義父も自分と同じ誕生日に
生まれてきてくれた初孫からの提案に
照れながらも嬉しそうでした。
長男の結婚披露宴当日。
夫は目標としていた1本杖歩行も
リハビリの甲斐あって間に合いました。
そして長男が退場する時に選んだBGMは
サザン·オールスターズ
「栄光の男」
家族で車椅子を押しながら
見に行ったライブで演奏された曲が流れる中
親子3代でゆっくり退場する姿に
親族みんな
涙が止まらなかったです。
✿「しんどい…救急車を呼んで」✿
その翌年の夏に
何回救急受診をしても
「脱水症状でしょう」と
点滴だけで帰される日々でした。
自宅療養は限界だったので
事情を詳しく話して入院できたのですが
精密検査の結果は
「胃癌ステージ4」「余命3~4ヶ月」
「抗癌剤治療は副作用が起きた時に
自分で身体を動かせないのでできないです」
これが主治医からの説明でした。
✿希望の光✿
長男の第1子の出産予定日が12月。
病院の近くに住んでいた長男は
父親に初孫を会わせたい一心で
わずか5分でも毎日面会に行き
父親を励ましていました。
出産は同じ病院だったので
私は孫が産まれたら
何が何でも夫をベッドごと
新生児病棟へ連れて行き
ガラス越しの対面を勝手に決めていました。
「たとえ一瞬でも初孫に会わせたい」
それはみんなの願いでした。
✿願い叶わず・・・✿
緩和ケア病棟の見学のため
私と3人の子供達は仕事を休みにしていたところ
早朝に急変の連絡がきたのです。
一時は持ちこたえたのですが再度
監視モニターの音が響き渡り
折れ線グラフが
横一直線になってはまた動き出す。
数回繰り返していましたが
今度はしばらく待っても動かない・・・
その瞬間
「ボールを触らせて!!」
私は無意識に叫んでいたのです。
お見舞いに来てくれた夫の友人達からの
メッセージが書かれたミニバレーボール。
次男が夫の手にボールを触らせた瞬間
「うぉ~」夫が声を出したのです。
これが最期の声となり息を引き取りました。
その2ヶ月後に初孫(男の子)が産まれ
長男は会えずに旅立った父親の名前から
1文字をもらって名前をつけました。
✿数秘LIFE®カルテで振り返る✿
これまでのエピソードを
数秘LIFE®カルテで振り返ります。
①初めての出会いで意気投合してスピード結婚
夫はカラオケではいつもサザンの歌を唄い
話もおもしろいのでみんなから
「一家に一台」と言われるぐらいの人気者でした。
2人合わせて6つの数字のうち
スピード感があるとされる数字【5】【11】が合計4つ。
陽気で軽い雰囲気の【3】も2つ。
あっという間に結婚してしまいました。
私が言うのもおかしいですが
ジェットコースター並みの勢いで結婚するのは
あまりおすすめできません。
今から思えば
もし私に【9】など落ち着いた数字があれば
「ちょっと待って」と
冷静になれていたかも知れません。
②夫が脳出血で入院
脳出血の原因は
高血圧症なのに薬を勝手にやめて
お酒は好きなだけ飲むという
生活習慣でした。
「楽しさ」を追い求める【3】が原因?
自分の身体のことは大事にして欲しかったです。
また私も普通なら
「長期入院で後遺症のため
身体障害者になるかも知れない。
この先どうなるの?」
【11】の繊細さが強くでて
押しつぶされそうになるところですが
ありがたいことに私は
その時の仕事(リハビリ助手)に
救われました。
職場には相談できるリハビリの先生が
いてくれるので何も怖くなかったし
ピンチの時に持って生まれた強みを発揮する
自分の才能数エネルギッシュな【5】も
助けてくれたと思っています。
③長男の結婚披露宴
長男のお色直しのため親子3代で退場する。
既に他界した夫にとって
数秘LIFE®カルテの探究数【3】は
おそらくこの場面だったと思います。
大好きなサザンの曲をBGMに
身体は思うように動かないけど
「1本杖で歩く」という目標を達成。
みんなに感動を与え
自らは嬉しい気持ち【3】を
全身で感じていたと思います。
③胃癌が判明
夫は体調の異変を前から感じていたけれど
誰にも言えなかったと思われるのです。
また本人に胃癌だと告知していませんが
多分「自分はもうダメだ」と
ネガティブ思考に陥っていたかも知れません。
ピンチの時に弱音を吐くことあったから・・・
これは夫の本質数【11】の繊細な一面が
そうさせたのではないかと思います。
そして才能数【3】の中にひっそりと
傷つきやすい【2】もありました。
そして私が夫と同じ本質数【11】で学んだこと。
「言われなくてもわかってしまう」
これはいい時とよくない時があると感じています。
その延長線上にあるかも知れない
「言わなくてもわかってくれているだろう」
これが積み重なると
お互いをわかっているようで
本当はわかっていない。
目に見えない落とし穴。
伝えないといけないことは
きちんと向き合って
言葉にして伝える。
特に身体のことは
自分以外の誰にもわからないのです。
日頃から伝えることをきちんとしていたら
事態は少し違っていたかも知れません。
これらのことは私の反省点でもあります。
⑤家族みんなで迎えたその日
保育士をしている長男のマイナンバーは
【1】【6】【6】
父親が病気になってから
優しさを1000%出して
できることを懸命にしてくれて
感謝しかありません。
そして思い起こせば
息絶えた夫に
「ボールを触らせて!!」と
叫んだ自分にも驚きでした。
夫は全国大会にも出場したぐらいの
バレーボールの強豪高校で
熱心に練習をしていました。
心の底からバレーボールが
好きだったのです。
その「好き」が
命を蘇らせて
最期に声を出させてくれたのです。
まるで私が代わりに
奇跡のボタンを押したような瞬間でした。
「好きは奇跡を起こす」
これはミラクルを起こす1つの方法だと確信しました。
このことをたくさんの方に知って欲しい。
私がこの研究所でテーマとして取り上げている
ヤングケアラーと呼ばれる若い方にも伝えたい。
今が生きづらくてもあなたの好きは宝物。
簡単にあきらめないで!
自分の好きがわからないのは
まだ出会っていないだけ。
心を開いてアンテナを磨いていけば
きっと出会える。
あなたの好きは
たとえ親でも邪魔はできない。奪えない。
奇跡を起こす言葉を降ろしてくださった
【11】の神様に感謝です。
✿何があっても自分を生きる✿
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
素敵なジューンブライドから
少し重い話になってしまいましたが
皆様にはきっと素敵なHAPPYが訪れます。
なぜなら
しなやかに生きるために
このHPに来てくださっているから・・・
す 数字は引き寄せる
う 嬉しい未来予想図
ひ ひとりじゃないよ 一緒に輝こう
Life is wonderful
それではSee you♥
from かずみ
この記事を書いた人
数秘LIFE®︎研究家 かずみ
研究テーマ:「数秘×ヤングケアラー」大変な日常を少しでも生きやすくするために数秘の読み解きを活かす。
目標:数秘から【自分を知る】【人間関係の悩みを軽減】【自分の好きなことを見つける】のヒントを届け、夢や希望を持ち未来ある若い方に輝いてもらうきっかけになること。