中学2年のころ
息子は幼稚園からインターナショナルスクールへ通っていました。
小学生の頃は、「どう育てたら、こんなに素直でいい子に育つんですか?」
と先生から尋ねられるぐらいな男の子でした。
小学校高学年からテニスをしたり、学校の音楽の授業で楽器の演奏をしないといけなかったため、ビオラを練習していました。
友だちからも好かれて、下の学年の生徒からも慕われていました。
中2の冬休みが終わって1週間ほど経ったある朝、いつものように息子を起こしに行くと、
「お腹が痛い…」
と言うんです。
冬だし風邪でもひいたかなと思い、学校を休ませました。
そして次の日も
「お腹が痛い」
また次の日も
「お腹が痛い」
またまた次の日も
「お腹が痛い」
そしてその次の日は
「頭が痛い」
と毎朝言い、欠席し続けました。
体調不良の日が長く続くので、病院へ行ってみました。
息子が下腹が痛いと言うと整腸剤、頭が痛いと言うと頭痛薬を処方されました。
しかし、薬を飲んでも一向に良くならず、その後も病院へ行きましたが原因不明で回復せず…
結局3週間学校を休みました。
中学3年のころ
そして、9月から中3になった息子。
バレーボール部に所属し、インターナショナルスクールのバレーボールトーナメントにもレギュラーとして参加し、頑張っていました。
本質数9番らしく、チーム内ではみんなをリードしていくのではなく、みんなでがんばろう!と周りの子たちに寄り添って、一歩後ろからみんなを見ながらプレーしていました。
学校も休まず通学して、中2の冬に3週間欠席していたことはすっかり忘れていました。
ところが、また冬休み明けから、
「お腹が痛い」
「頭が痛い」
と言い始め、学校を休みだしました。
病院にも行きましたが、1年前と同じ診断と処方。
息子を見ていると、朝は頭痛や腹痛で起きられず動けないけど、午後になると朝とは別人のように元気になります。
もしかしたら、学校へ行きたくなくて毎朝病気のフリをしているのかなと思いました。
この頃、PCでオンラインゲームをよくしていたので、ゲームのやり過ぎが原因では?と思って、夜はゲーム禁止にしてみましたが効果はありませんでした。
1月が過ぎ、2月が過ぎ、3月が過ぎ、それでも息子は学校を休む…
私はとても焦りました💦
学校で何かあったのか、息子に尋ねてみましたが、「何もない」と言います。
それでは、友達と何かあったのかと思いクラスメイトに尋ねましたが、トラブルはゼロ。いじめや仲間外れにされていることもない。
何が原因でこうなるのか…???
もしかしたら、当時住んでいたマンションが良くないのではないか?と考えるようになりました。息子の部屋は北向きで日当たりが悪かったんです。それで思い切って4月に引っ越ししました。しかし、この引っ越しも、もしかしたら本人には迷惑な話で、私がする!と決めたから合わせてくれたのかもしれないと、今になって感じています。
引っ越ししたからなのか、季節が春になったからなのか、息子はまた通学できるようになりました。
結局、この年は1月から5月のゴールデンウィーク明けまで、4カ月半も欠席しました。
引っ越しして日当たりのいい部屋になったし、もうこれで大丈夫だろうと安心したのは束の間だったというのは後から気づくことになります。
息子の話は次回へ続きます。
ここでおさらい
息子は才能数2、本質数9、探究数5
前回の記事にも載せましたが、数秘行動分析ツール®で見ると、共感的で人(ヒト)思考、じっくりペースタイプです。
争いは好まず、周りへ気配りや配慮を優先して自分のことは後回しになる傾向にあり、他者への気配りや配慮が過ぎるとストレスとなり心身のバランスが取りにくくなります。
何か思いや考えがあっても外に向かって発散するのではなく、自分の内へ内へとためていく。
些細なことがだんだんと息子の中で蓄積されて、いつの間にか心身のバランスが崩れたんだろうと思います。
毎朝「お腹が痛い」、「頭が痛い」という息子に、最初こそ何も言いませんでしたが、それが続くとだんだんと「なんで学校へ行かないの?」「とにかく学校へ行きなさい!」と言うようになっていた当時の私は、全く息子のことを理解していなくて、接し方が適切でなかったと反省しています。
当時の息子は、
·なかなかはっきり話さない
·「どっちでもいい」と言う
·何か尋ねても、「うーん…」と言ったまま次の言葉が出るのに時間がかかる
テンポよく会話がしたい私は、息子にもっと軽くポンポンと話してくれたらいいのにと思っていました。
なかなか本心を明かさない。本心を言うことも遠慮するタイプなので、速いペースの私が矢継ぎ早に次々言うのではなく、穏やかにゆったりと息子の心に寄り添うように話しかけていたら、息子も話しやすくなっていたと思います。
本質数3の私は単純明快で、思ったことは悪気なく口にします。
そんな私を周囲に気配りや配慮を第一に考えて言葉を発する息子には、私の言葉はグサグサと刺さっていたのではないかと思います。
私が感じた私の周囲にいる本質数9さんの傾向
また、息子も含め周囲にいる本質数9の人と接して思うのは、時々発言に本音と建前があるように感じます。
(⚠決して本質数9全員がそうだ言っている訳ではありません!)
3の私は9の人の発言をそのままストレートに受け止めるのですが、実はそれでは言いたいことを伝えていなくて、“こう言うけど、こう察してほしい”とその発言の裏を読まないといけなかったという経験を何度かしました。
それが真っ直ぐな3には気づきにくく、発言の意図をくめなかったりして相手に残念な思いをさせることがありました。
“私ははっきり言いたいことをいうから、あなたもはっきり言ってほしい!”
なんて昔は思っていましたが、数秘LIFEで “みんな違って当たり前” 。
自分と他者の性格や関係性を見てコミュニケーションに活かせばいいということがわかり、以前よりコミュニケーションで悩まなくなりました。
「数秘LIFE」は日々の生活にとても活かせます!
ブログ編集後記
息子のことを綴るのに、過去の息子を思い出していたら、すっかり忘れていた記憶がどんどん蘇ってきて、あんなこと、こんなことがあったなーと思い出にどっぷり浸っている自分がいました。
かわいかった幼い頃から大学生になった現在まで、あの時ああしてやればよかった、あの時ああしたから今はこうなってよかったとか、子育てしたことがある方は、みんなそう思うことがあるのではないかと思います。
もう少し早く数秘術を知っていれば、もっといい子育てが息子に出来ていたんじゃないかと思います。
息子は最初の子供だったので、私もはりきって息子に合う合わないをあまり考えず、色々やらせてしまった感がいなめません😓
出来ることなら、もう一度、最初から丁寧に育ててあげたかったです。
この記事を書いた人
数秘LIFE®︎研究家 みみ
研究テーマ:本質数9番を深掘りする
目標:数秘は使わなきゃ人生損!と言えるぐらい素晴らしいツールです。
数秘を使って人生を楽しくHappy になるよう、たくさんの人に伝えていきたいです♡