こんにちは。数秘LIFE研究家のすずりです。
数字には「陽の波動」と「陰の波動」、「中庸の波動」と、それぞれ気質があります。
陽の波動をもつ数字には1、3、5、8、陰の波動をもつ数字には2、4、7、9(11、22は高次元な陰の波動)があり、中庸の波動をもつ数字には6(33は高次元な中庸の波動)があります。
陽の波動の「3」は、明るく、元気がよくて活発、思ったらすぐ動く力があります。反対に、陰の波動の「9」は、「1」から「8」までの数字を内包している最後の数字です。包容力があり、愛にあふれ、精神的に成熟しています。
数字の「3」と「9」は、逆の波動を持っていますので、今回はマイナンバーに「9」をもつお子さんと、マイナンバーに「3」を持つママさんにスポットを当ててみていきます。
ここでいう数字は、マイナンバーの本質数を表します。但し、お子さんの場合は、才能数の特徴が出やすいですが、本音のところで本質数を見ます。特に才能数にマスターナンバーがある場合は、子ども時代でも色濃く影響してきます。
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数字 3 と 9 の特徴
創造性、表現、喜び、笑顔、動きが早い。陽の波動。
ポジティブ面は、外交的で表現豊か、ポジティブ力がある。ユーモアセンス。
ネガティブ面は、持久力がなく、飽きっぽい。おしゃべり。気持ちがすぐ顔に出る。
包容力、完成、知恵、賢者、自己犠牲的な働き。陰の波動。
ポジティブ面は、人への気遣いができる。優等生。皆から慕われる、陰のリーダー。
ネガティブ面は、理屈っぽい、複雑。気持ちを顔に出さない。本音を言わない。
マイナンバーに 3 の数字をもつママさんの子育ての悩み
幼稚園年長さん、6歳の男の子がいる30代専業主婦のようこ(仮)さんは、明るくて元気いっぱい。生まれ育った土地から離れず、実家の近くのマンションに住んでいます。近所には、学生の時代の友人や、親兄弟も住んでいて、6歳の男の子を連れて、しょっちゅう実家に行っては夕飯を食べています。お付き合いはママ友だけでなく、自分の学生時代の友人とも会ったりしています。旦那様は仕事が忙しく、毎日帰りが遅いですが、近所に知り合いが大勢いるため、いつも回りの人の力を借りながら、子育てをしています。
6歳の男の子は物静かで、どちらかというと大人しいタイプ。幼稚園の先生やパパやママ、おじいちゃん、おばあちゃん、回りにいる大人達の言うことをきちんと聞いています。おっとりと優しい性格ですが、実はしっかりと心の中にマイワールドを持っています。幼稚園のお友達から外で遊ぼうと誘われると、そのお友達に付き合って外遊びをしますが、それはあくまでお付き合い。基本的には室内で好きなブロックをしたり、絵本を読んだりと自分の好きなようにしていたいと思っています。
先生やパパやママの言っていることにはあまり逆らわず、物事をじっと観察し、想像力を膨らませています。穏やかで優しい印象ですが、心の奥底には情熱のある陰のリーダー要素も持ち合わせています。
特に男の子の行動でハラハラするようなことも、お友達に乱暴したりすることもないので、子ども同士の大きな問題はないのですが、行動や言動がとても落ち着いているので、元気で活発なようこさんには理解できず、悶々としています。
それがだんだんと気になってくると、「自分がどうしたいのか、はっきり言いなさい」とか、「もっと早く動きなさい」、「本当はどうしたいの?ちゃんと言わないと分からないよ」、「もうママの言う通り早くして」と、弾丸のように放ってしまい、それが余計に男の子の話すタイミングを奪ってしまいます。
もっと静かに話そうと思っていても、ついイラッとして自分の気持ちをストレートに口に出してしまい、話した後に毎回「しまった~!」と後悔します。
3 のママさんと 9 のお子さんの相性
3と9の相性は良いと言われています。
3のママさんは、9のお子さんの誰にでも合わせる事ができて、物事をじっくり考えてから行動するところや、お友達からいろいろ言われても、怒らず受け流す大人びたところが自分とは全く違うので、とても感心しています。自分はやりたいことは率先して行動し、やりたくないことは全く興味を示さない、と自分の気持ちに素直なのですが、9のお子さんはそんなことは全くなく、基本的には穏やかで包容力があります。
自分の子どもなのに、子どもとは思えない程大人びている。数字の3と9は親子というより、対等に話せて笑える関係です。天真爛漫な3のママさんと、精神的に成熟している9のお子さんでは、親子の関係が逆転しているように見えますが、お互いの強みと弱みを受入れて、フォローし合うことができるのです。
3のママは、創造する力があり、アイディアも豊富、芸術的センスもありますが、9のお子さんも3の倍数である、感受性の強さを持っています。
明るく社交的な性格で人生楽しむことが得意な3のママに対し、9のお子さんは、自分のことよりも他人の幸福を考え、人助けに喜びを感じます。それぞれ違う特徴を持っていて相反しているようですが、お互いを理解することで素敵な関係になります。
また、3のママのネガティブ面の飽きっぽさ、持久力のなさは、9のお子さんの優しく大きな包容力で受け止めることができます。反対に、9のお子さんの自己犠牲的な動きや自分の意思をはっきり表せない部分は、3のママの自分の感情をオープンにし、細かいところをあまり気にしないので、気が楽になります。
このように、3のママと9のお子さんは、ポジティブ、ネガティブでも相性が良く、お互いに成長していくことができます。
こんな時どうする? 3のママさんが 9のお子さんに声かけする 5 パターン
パターン1: お友達と何人かで遊んでいると、お友達の2人がおもちゃの取り合いでけんかになった。どうしたらいいか、心配そうな顔でその光景をじっと見ている。そんな時どんなふうに声かけするか…
⇒「〇〇ちゃん、心配しなくて大丈夫よ。今お友達は仲良くなる途中だから、もう少し見守ってあげてね。もう少ししたらきっと笑顔になってるからね。」→皆が争わず仲良くして欲しいという思いを理解して話すと安心します。
パターン2: 3のママさん、自分の学生時代からの友人達にカラオケに誘われた。久しぶりに行きたいけれど、子どもはブロックに夢中。一人でお留守番させるわけにもいかない。そんな時どんなふうに声かけするか…
⇒「〇〇ちゃん、ブロックしてるところごめんね。ママ、お友達に遊びに誘われて行きたいの。ブロック少し持っていってもいいから、ママと一緒に行ってくれる?」→正直に自分の気持ちを話してお願いすると、納得して言うことを聞いてくれます。
パターン3: お友達の家に何組かの親子で遊びに行った時、他の子達はみんなで遊んでいるのに、自分の子だけつまらなさそうな顔をして一人でテレビを見ている。みんなと遊んで欲しいのに一人だけ別行動。楽しくないのかな。そんな時どんなふうに声かけするか…
⇒「〇〇ちゃん、今1人でテレビを見ているけれど楽しい?じゃあ、テレビ見終わったら、こっちに来て皆で遊ぼうね」→マイワールドを持っているので、頭ごなしに言わないで好きなようにさせてあげましょう。満足すると現実に戻ってきて、お友達との輪に入って楽しく遊びます。
パターン4: 習い事の後に買い物して帰ってきたら、いつもより遅くなってしまった。家に帰って、慌ててお米を洗って炊飯器にセットし、おかずの用意をしていると、炊飯器のスイッチを押してご飯を炊いてくれた。そんな時どんなふうに声かけするか…
⇒「〇〇ちゃん、炊飯器のスイッチ押してご飯を炊いてくれたの?よく気が付いたね。すごく助かったわ、ありがとう。これで早くご飯が食べれるね。」→いつも何か役に立ちたいと思っているので、その思いで行動していることに気がついてあげることで、満足します。
パターン5: 幼稚園の夏休み、子ども会で1週間のラジオ体操が行われることに。朝寝ていると「ママ、ラジオ体操いく時間だよ」と起こされるが「後で行くから先に行ってて」と言うと、黙って1人でラジオ体操に行って帰ってきた。そんな時どんな風に声かけするか…
⇒「〇〇ちゃん、1人でラジオ体操に参加してきたんだね。約束していたことをちゃんと守ってでやってきてえらいね。ママ寝ちゃっていてごめんね。」→決まっていることに対してそれを守る責任感、きちんとやったことをほめることで精神的に安心します。
3のママさんへの応援メッセージ
3のママさんは、楽しいことをみつけては子どものように身体いっぱいで表現し、いつの間にか回りの人達を笑顔してしまう天才で、その姿はキラキラ輝いています。9のお子さんもそんなキラキラ輝くママさんのことは言葉にしないけれど大好きです。子どもらしさを上手く出せない、大人で複雑な態度になってしまうので、3のママさんならではの明るさで「〇〇ちゃん、大好きだよ」と言って、ハグしてみてはいかがでしょう。それだけで充分、気持ちはしっかり伝わって、子育てもますます楽しくなり、キラキラ輝きますね。
今回は、3のママさんにスポットを当てましたが、次回は数秘行動分析ツールをもとに、順を追って相性や言葉かけ等を取り上げていきたいと思います。
マイナンバー別の声かけ内容収集コーナー
マイナンバー別の声かけ内容収集コーナーを作りました。ご自身の子育て時で失敗した声かけや、また、ご自身が子ども時代に親から言われて嫌だった言葉など、分かる範囲で結構ですので、教えてください。下記のボタン「質問フォームはこちら」をクリックして、質問内容等をご記入ください。以下7項目が入力内容です。どうぞよろしくお願いいたします。
1. ご自身のニックネーム
2. ご自身の生年月日
3. お子さんの性別
4. お子さんの生年月日
5. お子さんにどんな時に、どんな声かけをして失敗しましたか?
6. ご自身のお父様もしくはお母様の生年月日
7. お父様もしくはお母様からどんな時に、言われて嫌だったのはどんな言葉でしたか?
この記事を書いた人
数秘LIFE®︎研究家 すずり
研究テーマ:子育てに役立つ、数字別の子どもへの言葉かけ、対応
目標:この資料を使って、子育てをしている方達(保育園、幼稚園、子育て支援センター、企業先)に子どもへの対応、言葉かけの研修を行う。